地域及び生徒の実態

 (1)地域の概要

高野町は、和歌山県の北東部に位置し、北部は九度山町・橋本市・奈良県五條市と、東部は奈良県西吉野村・大塔村・野迫川村と、南部、西部はかつらぎ町・海草郡紀美野町と隣接し、東西23.7q、南北12q、面積は136q(  2)という地形を呈している。

町内の土地利用は、林野率が92.5%と高い現状にあり、高野山の中心部以外は林業中心で過疎化が進み、近年学区内の小学校においては児童数が激減している。

中心部は弘法大師・空海の開山による真言宗の聖地であると共に、夏は涼しい気候を求めて京阪神方面からの観光客や避暑客でにぎわいを呈するが、冬は雪に埋もれて宿泊客の数も半減する。


(2)生徒の実態

生徒の住む生活環境は、宗都で観光の町高野山上と、それを取り巻く山麓の13の大字が八方に点在し、農林業経営及びその付随労働や遠くまで通勤しての勤めで生計を立てている過疎の集落に大別できる。しかし、いずれにしても高野山上と昔から深いつながりを持っている。現在は過疎化に伴いバス通学をしているのは花坂の生徒のみである。また、細川の生徒は電車通学をしている。

本校生徒は、高野山小学校、花坂小学校の二小学校区出身者から成り立っているが、年々生徒数が減少しつつある。本年度の新入生は、高野山小学校から12名、花坂小学校から1名の計13名である。

活発さにやや欠けるところがあるが、人なつっこくて優しい生徒たちである。純粋で素朴な生徒が多く、指示されたことに対しては素直に行動できる生徒がほとんどである。また、社交性豊かな生徒も増えてきて、挨拶がきちんとできるようになってきた。

ただ、集団生活の中で自分の発言や行動に責任が持てない生徒もいて、他の生徒に影響を与えることもある。

 授業態度はおおむね真面目であるが、学習習慣がきちんと身についている生徒はあまり多くない。


本校教育方針


1,教育目標(研究主題)
  確かな学力を持ち、人間性豊で、心身共にたくましい生徒を育成する
         −生徒の主体性と学習意欲を高める−

   教育指導方針
    @ 確かな学力を身につけさせる
    A 豊かな心と友達との連帯意識を育てる
    B 健康と体力の向上をめざす


2,目指す生徒像
 
 @ 自ら学び考え、正しく行動できる生徒(自主)
   A 礼儀正しく、思いやりのある生徒(友愛)
   B 勤労を尊び、進んで奉仕する生徒(奉仕)
   C 自ら鍛え、心身共にたくましい生徒(鍛錬)

3,目指す学校像

   @ 生徒にとって、楽しく、学びがいのある学校
   A 教職員が協働して活動する学校
   B 家庭・地域社会に開いた親しみのある学校
   C 地域に根ざし、地域から信頼される学校 

4,目指す教師像
   @ 子どもとともにある教職員
   A 自らを高めようとする教職員
   B 使命感にあふれる教職員
   C 開かれた人間教職員
   D 子どもの見る目のある教職員


 本年度の努力点及び重点目標
   @ 確かな学力の育成
    ○基礎・基本の確実な定着及び応用力の育成
    ○「ことばの力」の向上
    ○知識・技能等を活用した授業の展開
    ○個に応じた授業の実践
    ○わかる、できる喜びを持たせる授業の実践
    ○主体的に取り組み生徒の育成
    ○体験学習や地域学習の充実
    ○主体的に将来の在り方生き方を考えるキャリア教育の充実
    ○全教職員が協力した特別支援教育の推進

   A 豊かな心の育成
    ○道徳の時間の指導の充実
    ○全教育活動を通した道徳教育の推進
    ○規範意識の高揚
    ○教師と生徒、生徒同士の積極的な人間関係づくり
    ○学級会、生徒会活動の充実
    ○市民性の育成
    ○体験活動の奨励
    ○部活動の重視

   B 健康と体力の向上
    ○保健体育・保健指導の充実
    ○防災・安全教育指導の充実
    ○食育の推進
    ○部活動における自主活動の奨励

   C 信頼される学校づくり
    ○積極的な情報発信
    ○地域の教育資源、人材の活用
    ○学校開放月間等における取組内容の充実
    ○他機関等との積極的な連携
    ○学校評価等による学校改善の推進  

所在地 和歌山県伊都郡高野町高野山26-2
TEL 0736-56-2116   FAX 0736-56-2090
E-mail st-k01@koya.ed.jp